低価格小型ハンディサイズながら、盗聴器に使われている主要な周波数の受信が出来る盗聴器発見器です。スピーカーを搭載しているので、ハウリング音を利用して盗聴器の場所を探すことも可能。 受信出来るチャンネルが限られているので、マルチバンドレシーバーには劣りますが、安価の電波式発見器だけだと不安という方には、オススメ出来る発見器です。
電源スイッチをONにします。
音量およびスケルチボリュームを最大にし、ロッドアンテナを最長に延ばします。
スケルチボリュームを最大にすると「ザーッ」と雑音が出ます。徐々にスケルチボリュームを下げ、雑音が無くなる所で設定します。
操作スイッチを長押し(約3秒)すると「7セグインジケータ」が回転表示に切り替わり「オートスキャンモード」となり、電波をサーチします。通常は「オートスキャンモード」で使用します。操作スイッチを短く(約1秒)押すとマニュアルで7セグを切り替えられます。必要に応じて使用してください。
近辺に盗聴器から発信される受信可能な電波があれば、モニターLEDが点灯します。同時にその盗聴器が集音している内容を音声で聞くことができます。調べる対象の場所で声を出すなどし、音声の聞こえ方で盗聴器の有無を確認していきます。盗聴器の性能によりますが、おおむね発信源から半径25~50mまでの範囲で盗聴器の発信する電波を受信することができます。
大まかなエリアが絞れたら、その中で盗聴器のありそうな場所に「ウェーブシーカー」を近づけます。「ピィー」というハウリング音が高くなれば盗聴電波が間近から発信されています。発信源から遠ざかるとハウリング音は低くなり消えます。徐々にエリアを狭めて盗聴器の場所を特定していきます。※アンテナの長さを伸縮することで受信感度を調整できます。
盗聴器はこんなところに隠されている! | |
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電池式 | 配線にとらわれないのでどこにでも設置可能。電池の寿命で使用不能。 机・ベッド・天井裏・ぬいぐるみ・車のシート下 等 |
電源式 | 電化製品や屋内配線などに設置。電気の供給がある限り継続的に盗聴可能。 三つ又コンセント・コンセント・延長コード・照明器具・スイッチ 換気扇・電話機・FAX・中古で購入した家電機器 等 |
その他 | 壁面に仕掛けるコンクリートマイク型やボールペン、電卓、パソコン等に仕込む 超小型タイプも確認されています。 |
受信方式 | シングルスーパーヘテロダイン オートスキャン/マニュアル |
バッテリー | ニッケル水素 80mA 3.6V |
音声出力 | 0.25W スピーカーおよびイヤホン |
消費電流 | 通常受信時:約15mA ノイズ出力最大:約90mA |
連続受信時間 | 約3時間 |
受信チャンネル | 7セグ表示に対応 A:398.605MHz B:399.455MHz C:399.030MHz D:410.350MHz E:410.150MHz F:406.520MHz |
寸法 | 約40×78×18mm(アンテナ・突起部除く) |
重量 | 約45g |
※外観および仕様は予告無く変更することがあります。 |